小児矯正
小児矯正とは、子どもの成長に合わせて歯並びや噛み合わせを整える治療です。市ヶ谷番町歯科クリニックが位置する千代田区では、虫歯の少ない子どもが増えている一方で、歯並びに問題を抱えるお子さんは依然として多い傾向があります。歯並びは見た目だけの問題ではなく、滑舌や発音にも大きく影響します。英語をはじめとした外国語の正確な発音にも関わるため、国際化が進む現代においては特に重要な課題です。実際に、歯並びが気になり留学の途中で帰国してしまったというケースも少なくありません。
当院は開設当初から小児矯正に最も力を入れてきており、お子さんの歯並びを「正常育成のレール」に乗せることを大切にしています。歯並びの問題が見つかったら、その時点で原因を追求し、早期に改善へと導くのが当院の基本方針です。成長期の顎の発育を活かしながら歯を適切な位置へ誘導し、大人になってからの治療負担を軽減することを目指しています。
お子さん一人ひとりに合わせた会員制プログラム「こども歯科クラブ」のもと、矯正治療から呼吸・姿勢クラスまでを一体的にご提供しております。
小児矯正について
歯並びや噛み合わせが整うことで、見た目の美しさだけでなく、噛む力のバランスが改善され、発音や顎の発育にも良い影響を与えます。滑舌や言葉の発音は歯並びと密接に関わっており、早期に整えることで言語の発達をよりスムーズにサポートできます。将来的に本格的な矯正が必要になった場合も、治療の負担を軽減できる可能性があります。
市ヶ谷駅から徒歩1分の当院では、月曜日の16時〜、水曜日の14時30分〜を「小児専門外来」としており、お子さんが安心して通える時間帯を設けております。
小児矯正の適齢期
小児矯正は、お子さんの成長に合わせて行うため、適切なタイミングで開始することが重要です。当院では「問題が見つかったら、その時点で原因を追求し早期に対処する」を方針としており、「いつか矯正すればいい」と様子を見るより、気になった段階でご相談いただくことをおすすめしています。一般的に、小児矯正は第一期治療(6〜12歳頃)と第二期治療(12歳以降)に分かれます。
早期介入
反対咬合(いわゆる受け口)や明らかな顎の劣成長がみられるときは、早い時期から治療を開始することが有効な場合があります。成長のスピードや顎の成長方向を修正する必要がある場合です。
第一期治療(6〜12歳頃)
顎の成長を利用して歯がきれいに並ぶスペースを確保し、噛み合わせを整えることを目的とします。この時期に矯正を始めることで、永久歯が正しく生えるよう導き、将来的な抜歯のリスクを減らすことができます。特に、歯並びの乱れや噛み合わせのズレ、スペース不足が気になる場合は、早めの相談がおすすめです。
第二期治療(12歳以降)
永久歯が生えそろった後に歯の位置を整える本格的な矯正を行います。この時期から矯正を始める場合でも、成長を考慮しながら適切な治療を進めることが可能です。
市ヶ谷エリアで小児矯正をお探しの方は、ぜひ当院にご相談ください。
小児矯正のメリット
顎の成長を活かせる
成長期の顎の発育を利用することで、永久歯が正しく生えるためのスペースを確保しやすくなります。顎の骨が柔らかい時期に矯正を行うことで、自然な歯列への誘導が可能になります。大人になってから矯正を行う場合と比べて、骨の成長を利用できるため、抜歯を回避できる可能性も高まります。また、適切な顎の成長を促すことで、噛み合わせの改善だけでなく、顔のバランスが整いやすくなるというメリットもあります。
永久歯を残せる可能性を高める
小児矯正では、顎の成長をコントロールしながら歯が並ぶためのスペースを確保できます。歯が生える場所が足りずに重なり合う「叢生」や、歯が傾いて生えるリスクを減らすことができ、抜歯をせずに自然な歯並びを作れる可能性が高まります。特に、将来的に矯正が必要になりそうなお子さんの場合は、早めに治療を始めることで、より自然で健康的な歯列を目指します。
噛み合わせと発音の改善
正しい噛み合わせに整えることで、食べ物をしっかり噛めるようになり、消化の負担を軽減できます。また、歯並びや噛み合わせは発音・滑舌とも深く関わっており、整えることで言語の発達をサポートする効果も期待できます。日本人の歯並びの悪さは国際的にも指摘されており、正確な発音は英語をはじめとした外国語の習得にも影響します。早い段階から歯並びを整えることは、将来の国際舞台でのコミュニケーションにもプラスに働きます。噛む力のバランスが整うことで顎関節への負担も軽減され、顎関節症のリスクを減らすことにもつながります。
将来の矯正負担を軽減
小児矯正を行うことで、大人になってから本格的な矯正が必要になる可能性を低減します。成長期に歯並びや顎の形を整えておくことで、永久歯が適切な位置に生えやすくなり、後の矯正治療が不要または短期間で済むケースがあります。もし治療が必要になっても、期間や費用を抑えられる可能性が高まります。特に、大人の矯正では抜歯が必要になることも多いため、早めに矯正を行うことでより自然な歯並びを維持しやすくなるのが大きなメリットです。
歯や顎への負担を軽減
歯並びや噛み合わせが乱れていると、一部の歯や顎に過度な負担がかかり、歯の摩耗や顎関節への影響を引き起こすことがあります。小児矯正によって適切な噛み合わせを確保することで、歯の寿命を延ばし、顎関節のトラブルを防ぐことができます。顎の位置が整うことで、将来的な頭痛や肩こりなどの症状を予防できる可能性もあります。
虫歯や歯周病のリスクを減らせる
歯並びが乱れていると、歯と歯の間に磨き残しができやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。小児矯正によって歯を適切に並べることで、歯磨きがしやすくなり、口腔内の衛生状態を保ちやすくなります。歯並びが整っていると歯と歯茎にかかる負担が均等になり、歯周病の予防にもつながります。
自信につながる
きれいな歯並びになることで、お子さんが笑顔に自信を持てるようになります。歯並びが気になると、人前で口を開けて笑うことに抵抗を感じることがありますが、矯正治療によって自然で美しい歯並びを手に入れることで、積極的に笑顔を見せるようになったという声も多く聞かれます。見た目の美しさだけでなく、歯並びが整うことで正しい発音がしやすくなるなど、日常生活の質を向上させる効果も期待できます。
保護者のかたへ
お子さんの成長を見守る中で、ぜひ時々、お口の状態・歯並びをスマホで撮影してください。のちほど、あの時どうだったかとても参考になります。
当院の小児矯正の特徴
こども歯科クラブ
人生100年時代、生涯にわたって「最後まで口から食べる」ことは最重要課題です。こども達の未来に向けて歯を長持ちさせるために、当院では小児矯正を〈お子さん一人ひとりに合わせて一緒に取り組む会員制プログラム『こども歯科クラブ』〉として提供しています。
単に歯を並べるだけでなく、目標時期までに使用する様々な矯正装置、MFT(口腔筋機能療法)資料、こども歯科クラブ特製バッグや、治療装置の調整、お口周囲の筋肉トレーニング、体幹トレーニングクラスを包括したパッケージを提供しています。
小児専門外来
月曜日の16時〜、水曜日の14時30分〜は「小児専門外来」としており、お子さんが安心して通える時間帯です。お子さんや、お子さんをお連れの方のための診療時間としておりますので、気兼ねなくお越しください。市ヶ谷駅から徒歩1分の好立地で、通院にも便利です。
呼吸・姿勢クラス
歯並びと呼吸・姿勢には密接な関係があります。当院では開設当初からこの点に着目し、歯科治療の枠を超えた全身的なアプローチを続けてきました。現在は、プロのトレーナーによる「呼吸・姿勢クラス」を月に数回、専用のセミナールームにて開催しており、都内の歯科医院でこれを実施しているところは非常に少ない取り組みです。
スマホやゲームの普及により、子どもたちの姿勢はますます悪化しています。加えて、正しい運動方法がわからず体幹やバランス感覚を司る筋肉が弱くなっているお子さんも増えています。呼吸・咀嚼・嚥下といった人間に最も大切な機能がうまくできない子どもが増えていることも大きな課題です。
音楽に合わせて楽しく体を動かしながら体幹を鍛え、舌の正しい位置や嚥下の練習も行う当クラスは、毎回満員の人気プログラムです。
※こども歯科クラブの会員は参加無料です
MFT(口腔筋機能療法)
MFT(口腔筋機能療法)とは、舌や口の周りの筋肉を正しく機能させるためのトレーニングです。歯並びの乱れや噛み合わせの問題は、単に顎の大きさや歯の位置だけでなく、舌の使い方や口の筋肉のバランスが大きく関係しています。
舌の正しい位置や口の動きを習得することで、自然な歯並びや正しい噛み合わせへ導くことを目的としています。また、MFTを行うことで、矯正治療の効果を高め、後戻りを防ぐことができます。
口呼吸の改善や正しい飲み込み方の習得により、顎の発育を正常に促し、将来的な歯並びの乱れを予防する効果も期待できます。さらに、発音や食べ方の改善にもつながるため、お子さんの成長にとって多くのメリットがあります。矯正治療と併用することで、より良い結果を得ることができるため、当院では積極的にMFTを取り入れています。
当院の小児矯正の内容
当院では、従来の「拡大装置+ワイヤー矯正」中心の治療から一歩進み、子ども向けのマウスピース矯正(小児用インビザライン)を主軸に据えた治療を行っています。
大人だけでなく子どもの矯正もマウスピースで行えるようになった今、当院では積極的にこの方法を採用し、お子さんへの負担を最小限に抑えた矯正を提供しています。
インビザラインファースト
マウスピース矯正は装置が透明で目立たず、取り外しができるため食事中や歯磨き時も自由。歯磨きがしやすく虫歯になりにくいのも大きな利点です。経験豊富なドクターが、お子さんの成長や口腔内の状況に合わせて治療計画を立て、細かく経過を確認いたします。
インビザラインファーストは、小児向けの透明なマウスピース型矯正です。当院では現在、小児矯正の主軸としてインビザラインファーストを採用しています。従来のワイヤー矯正とは異なり、透明で目立たず快適に治療が進められます。成長過程にあるお子さんの顎の発育を考慮しながら、歯並びを整えることが可能です。
食事や歯磨きの際には取り外しができるため、虫歯のリスクを抑えながら矯正を進められるのも大きなメリットです。現在は大変多くのお子さんがインビザライン矯正を行っており、「同級生と一緒に通院・矯正治療を頑張っている!」という声を多くいただいています。
床矯正(しょうきょうせい)
床矯正は、顎の成長をコントロールしながら歯が並ぶスペースを確保する治療法です。
取り外しが可能な装置を使用し、成長期に顎を広げることで、将来的な抜歯のリスクを減らし、自然な歯並びへ導きます。
プレオルソ
プレオルソは、柔らかい素材でできたマウスピース型の矯正装置で、特に口呼吸や舌の癖、噛み合わせの改善に効果的です。日中1時間と就寝時に装着することで、負担を少なく矯正できるため、お子さんでも無理なく始められます。
マイオタレア
マイオタレアは、舌や口周りの筋肉のバランスを整えることで、歯並びを改善するトレーニング型の矯正治療です。
歯並びの乱れは、顎の成長だけでなく、舌の位置や口の周りの筋肉の使い方が関係していることが多いため、根本的な原因にアプローチすることができます。
小児矯正の料金
| 項目 | 料金 | 兄弟姉妹割引 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 検査費用 | ¥33,000 | – | レントゲン・歯型・写真・習癖検査/検査後『矯正治療計画提案書』お渡し |
| こども歯科クラブ | ¥638,000 | ¥605,000 | インビザラインファースト、様々な装置、部分的ワイヤー矯正、MFT(口腔筋機能療法)資料、こどもクラブ特製バッグ etc |
| 管理料/毎月 | ¥5,500 | ¥5,500 | 治療装置の調整、お口周囲の筋肉トレーニング、体幹トレーニングクラス ※同日・同時間帯に兄弟姉妹で来院の際は、サービスいたします |
| 医院開催セミナー | 参加無料 | – | スポーツトレーナーによる「子供姿勢改善クラス」/ドクターや衛生士講師「歯ッピーデンタル」全ての健康はお口から 等 |
| インビザラインフェーズ2による仕上げ | ¥352,000 | – | インビザライン治療に移行する場合の追加費用 |
※費用はすべて税込表示です
お支払い方法
よくある質問
何歳から小児矯正を始められますか?
早期介入が必要な場合は、乳歯が生えている段階からスタートすることもあります。一般的には、6歳頃(永久歯が生え始める時期)から第一期治療を始めることが多いです。市ヶ谷番町歯科クリニックでは「問題が見つかったら、その時点で原因を追求して早期に対処する」を方針としており、お子さんの成長段階に合わせて最適な治療開始時期をご提案いたします。
治療期間はどのくらいですか?
お子さんの成長段階や歯並びの状態によって異なりますが、第一期治療は1〜2年程度が目安です。永久歯が生えそろった後に第二期治療が必要な場合は、さらに1〜2年程度かかることがあります。
小児矯正は痛いですか?
装置を装着した直後や調整後に、多少の違和感や締め付け感を感じることがありますが、強い痛みを伴うことはほとんどありません。当院が主に使用するマウスピース型の装置(インビザラインファースト・プレオルソ)は、ワイヤー矯正に比べて痛みが少なく、お子さんへの負担を抑えられるのが特徴です。
費用はどのくらいかかりますか?
当院の「こども歯科クラブ」は、検査費用¥33,000、治療費¥638,000(兄弟姉妹割引¥605,000)、管理料¥5,500/月です。これには、インビザラインファースト、様々な装置、MFT資料、体幹トレーニングクラスなどが含まれます。デンタルローンでの分割払いも可能です。
矯正装置をつけたまま食事はできますか?
当院で使用するマウスピース型の装置(インビザラインファースト・プレオルソなど)は取り外しが可能です。食事の際は装置を外して普段通りの食生活を送ることができますが、学校給食の時は装着したままでも食事ができます。取り外して歯磨きもできるため虫歯のリスクも抑えられ、安心して矯正を続けていただけます。